
お品書き
「梅」1,000円、「竹」1,480円、「松」1,980円の三種類のみ。
それぞれの違いは基本の「梅」が180gのハンバーグ。「竹」になるとローストビーフが3枚プラス、「松」になるとさらにサーロインがつきます。せっかくなら「松」に挑戦したいところですが、昼時からそこまで食べきれるか不安なため「竹」を注文しました。サラダ、ご飯、翔山亭のロゴが刻印されたお吸い物、卵黄ダレ、ハンバーグの石焼き鍋を乗せたお盆がしばらくすると運ばれてきました。
実食
カウンターに置いてある「お召し上がり方」 を参考に食べるのがおすすめ。
【一,まずは最初にハンバーグはそのままお召し上がり下さい。】
石焼き鍋で運ばれてきたので、ややレアなのかと思いましたがしっかり火が中まで通っていました。和牛の良さを活かすためにお肉は粗挽きでゴロゴロの食感。ハンバーグというよりも肉そのものの歯ごたえを感じることができます。
【一,つぎに卵黄ダレにつけてお召し上がり下さい。】
何もつけずに食べたときは、塩胡椒のみの味付けのため肉の食感は楽しめるものの、味付けとしてはやや物足りない印象を受けます。おそらく卵黄ダレにつけて味わうためにシンプルにしていたんだと感じます。濃厚な卵黄と絡まってすき焼きのような味わいが楽しめます。ご飯、卵黄とハンバーグ、ローストビーフを交互に味わうのがオススメ!
【一,最後は】
①残った黄身タレをハンバーグにかける。
②スプーンでハンバーグを良くほぐす
③混ぜたタレと肉を御飯の上に乗せる。
④薬味と出汁を入れてお茶漬けで〆る。
ひつまぶしのハンバーグバージョンといった感じでしょうか。和風のお出汁をかけてお茶漬けのようにサラサラと頂けます。
全体的な感想
ハンバーグ自体の美味しさは、他の専門店と比べて印象に残るほどではないです。しかしお店の目指すところはハンバーグの美味いお店でなく、A4の黒毛和牛をハンバーグで味わい、肉の味の変化を楽しむ食べ方を提案しています。翔山亭の焼肉店のほうでは出せない食べ方を提供したい。といったコンセプトを重視しているように感じました。食べる方としても翔山亭の黒毛和牛をこんな食べ方でも楽しめるんだ!と思って頂くほうがより一層楽しめると思います。
筆者訪問回数
2回
お店の場所
基本情報
住所:東京都新宿区神楽坂3-1 Ami神楽坂1階
最寄:都営大江戸線 牛込神楽坂駅から徒歩5分
東京メトロ南北線 飯田橋駅B4-Aから徒歩3分
JR中央線 飯田橋駅から徒歩5分
営業時間:11:00~21:00
定休日:無
神楽坂では有名な焼肉店で複数店舗を展開している「翔山亭」の新店舗。軽子坂沿いにある2軒となりには同系列の和牛贅沢重専門店があり、いつも行列ができています。こちらのお店も和牛贅沢重専門店と同様に、カウンターのみで落ち着いた和の大人な空間で黒毛和牛A4等級以上のお肉を使った贅沢なハンバーグが堪能できます。